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- ツルハのDNAは「現場主義」と「挑戦する文化」~株式会社ツルハ 八幡政浩社長インタビュー
ウエルシアグループとツルハホールディングスの統合によりドラッグストアチェーン企業業界ナンバーワングループが誕生したことは大きな話題となりました。ツルハグループをけん引するドラッグストアとしてさらに「成長」と「安定」を両立し、巨大チェーンを率いて走りつづけてきた株式会社ツルハの八幡政浩社長に、事業にかける熱意、求める人物像、そして若手が活躍できる環境についてお聞きしました。 NEXT VISION 2026 株式会社ツルハ 代表取締役社長 八幡政浩 地域の健康インフラとして日常に豊かさと余裕を届ける ――ツルハが目指す「未来のドラッグストア像」について教えてください 私たちツルハが目指すのは、お客様の人生に深く関わり、日々の「美」と「健康」を総合的に支え続ける「ライフストア」としての存在です。薬や日用品を提供するだけでなく、地域の方が気軽に健康相談でき、必要なサービスにつなげられる“生活の起点”となることを重視しています。 そのなかでも特に、薬剤師は健康を支える上で重要な役割を担っている職種の一つになります。人口構造が大きく変化する中、ドラッグストア、そして薬剤師には、一次予防から在宅医療、介護領域、地域連携まで一気通貫で支える存在になることが求められています。ツルハは調剤薬局の拡大、セルフケア支援・オンライン活用などの機能強化を通じて、“生活と医療の隙間を埋める存在”へと進化していきます。 「街にツルハがある安心感」を、これからも日本のあらゆる地域で実現していきます。 ――経営において、最も大切にされている理念や価値観は何ですか 「お客様の生活に豊かさと余裕を提供する」という理念です。 当社の薬剤師においても同様で、医薬品の提供だけでなく、健康相談や予防のサポートなど、生活の質に直結する場面でお客様のお役に立てること。その積み重ねこそが、理念の実現につながります。 また、その役割を担うのは現場で活躍する社員一人ひとりです。それぞれが専門性を磨き、誇りを持って働ける環境づくりに力を注ぐことで、より質の高いサービスの提供につながります。 これからも、地域の健康インフラとして、お客様の暮らしを支えながら、日常に「豊かさと余裕」を届けられる企業であり続けます。 ――貴社で働く魅力、ツルハの"DNA"とは? ツルハのDNAは「現場主義」と「挑戦する文化」です。現場の社員の気づきや提案が制度や仕組に反映され、会社のスタンダードになっていく。そして、組織の誰もが現状維持ではなく、新しい試みに挑戦できる文化がある。これは急成長した今でも変わらないツルハの原点です。 また薬剤師のキャリアの幅が広いことも魅力です。調剤薬局、OTC業務、在宅医療、店舗運営、教育、採用、専門薬剤師、管理職など、複合的に成長できる環境があります。 薬剤師は医療と生活の接点を担う“新しい専門職”へ ――「薬剤師」の役割は、今後どのように進化していくとお考えですか 薬剤師の役割は、「調剤室の外に広がっていく」と同時に地域の中でより重要な存在になっていくと考えています。医療を取り巻く環境が大きく変化する中で、薬剤師には治療だけでなく予防や健康維持にまで踏み込んだ支援が求められています。 ドラッグストアは、お客様が気軽に立ち寄れる生活に密着した場所です。その強みを生かし、日常の“ちょっとした不調”を支える存在へと進化していきます。また、オンライン服薬指導やデータ活用が進む中で、薬剤師は事務的な作業から解放され、より専門性を発揮し、お客様一人ひとりに向き合う時間が増えていくと考えています。 さらに、地域医療との連携も一段と重要になります。医療機関や行政と協力しながら、在宅医療の支援や健康イベントの開催など、地域全体の健康づくりに取り組むハブとしての役割も期待しています。 これからの薬剤師は、医療と生活の接点を担う“新しい専門職”です。お客様に最も近い医療人として、日常に安心と豊かさを届けられる存在へと進化していきます。それが、ツルハが描く薬剤師の未来像です。 ――人材採用で「これは絶対に重視している」というポイントは何ですか 私は 「人に向き合う力」 を圧倒的に重視しています。 ツルハは“人”の健康と生活を支える会社です。どれだけ知識があっても、どれだけ優秀でも、目の前のお客様の気持ちを受け止められなければ、この仕事の本当の価値は発揮できません。 私たちが求めているのは、「困っている人を見つけたら自然と声をかけられる人」「相手の話を丁寧に聞き、寄り添おうとする姿勢を持てる人」「地域の方々に必要とされることに喜びを感じられる人」です。こうした“人としての温かさ”や“真剣に向き合おうとする姿勢”を重視します。ツルハは地域に根ざした企業であり、お客様との距離も近いです。だからこそ、「この人に相談したい」「この人がいてくれて良かった」と思っていただけるかどうかが、何よりも重要です。 そしてもうひとつ大切なのは、成長したいという意欲です。ドラッグストアの役割は、調剤から在宅、健康サポートまで大きく広がっています。変化が大きい時代だからこそ、挑戦する姿勢を持っている人が、これからのツルハを支えてくれると信じています。 学力よりも、心の強さ、あたたかさ、そして前へ進み続ける気持ち。それが、ツルハが何より大切にしている採用基準です。 ★八幡社長にプライベートについてお聞きしました★ ――座右の銘、または最も大切にしている言葉は何ですか? 「知・好・楽」…仕事で知識持っていることは素晴らしいことだが、好きだと思って仕事をしている人には敵わない。好きだと思って仕事をしている人でも楽しいと思って仕事をしている人には敵わない。(中国の論語に由来する) 仕事との向き合い方を考えさせられた言葉です。 ――ご自身の人生で、最も大きな転機になった出来事は何ですか? 東日本大震災です。 当時宮城県、福島県の店舗運営部長でした。大地震、津波や原発問題などを経験し、物資の滞る中で従業員と共に地域住民の皆さんのために店舗を開店させた経験から、ドラッグストアが地域になくてはならない生活インフラであり、ツルハが在ること自体が「お客様の生活に豊かさと余裕を提供する」という経営理念を具現化できることを改めて理解しました。 ――若手社員や薬学生に勧めたい本や映画などがあれば教えてください。 ハンス・ロスリング他 著『FACTFULNESS』 バイアスや思い込みは誰にでもありますが、本当の事実は何か、行動に移す際、間違った方向に行かぬよう事実・現実・本質を理解することの重要性を知ることが出来る一冊です。 ――大切にしている「時間」の使い方について教えてください。 ランニングです。年に数回マラソン大会に出場しています。自分自身の力だけでどこまで出来るかが判り、また完走することで達成感を味わう事ができます。 ――社長が個人的におススメの御社のオリジナル商品(PB)を教えてください。 「サンファイバー」を体調管理のため愛用しています。「霊芝」も毎日飲んでいます。 ■ 【企業情報】 株式会社ツルハ 本社所在地:北海道札幌市東区北24条東20丁目1-21 設立:1975年 店舗数:1,503店舗(2026年2月時点) 従業員数:5,424名(正社員数 2026年2月時点) 株式会社ツルハホールディングス 従業員数:28,337名(正社員数 2026年2月時点) 売上高:2兆3,124億円(2026年2月時点) ツルハドラッグリクルートサイト https://tsuruha-recruit.jp/
- 【同窓生集まれ!】愛知学院大学~先輩から後輩へのメッセージのコピー
一歩先に社会に出た先輩たちが、就職活動のポイントや仕事への向き合い方などを伝える「誌上OB訪問」のコーナーです。 今回は愛知学院大学薬学部卒業生の皆さんです。 加藤優那さん 2022年卒業 クオール薬局 薬局事業第六本部 私は、僻地医療に興味があり、僻地にも店舗があることや研修制度・福利厚生が充実している点に魅力を感じ、クオール薬局に入社を決めました。そして昨年、念願だった僻地医療に携われる店舗へ異動となりました。現在は在宅医療や施設への往診に同行し、患者さま一人ひとりにとって、より良い治療につながるよう、医師やケアマネと連携をとっています。また、地域住民の方々にとって身近な薬局になれるよう、地域のイベントにも積極的に参加しています。今後は、地域住民の方々が真っ先に相談したいと思える薬剤師を目指し、地域医療に貢献していきたいです。クオール薬局は患者さまだけでなく、社員にも寄り添ってくれる会社です。クオール薬局の魅力や雰囲気をもっとお伝えできると思いますので、ぜひ採用イベントや店舗見学に参加してみてください。 【愛知学院大学のここが好き!】 医療系学部が同じキャンパスに集まっているため、学部を超えて多くの友人と出会えるところ。 渥美綾菜さん 2020年卒業 マツモトキヨシ 関東エリア(株式会社マツキヨココカラ&カンパニー) 私は現在、「チャレンジ薬局長」として、地域の健康を支えています。 「チャレンジ薬局長」制度は、女性活躍推進の一環として、トレーナー薬局長からマンツーマンで店舗運営や後輩育成など薬局長に必要なスキルや知識を教えてもらう制度です。座学研修に加え、トレーナー薬局長による実践的なOJTを通じて、薬局長に必要なスキルをしっかりと磨くことができます。店舗の管理者として、円滑な運営のために試行錯誤することもありますが、毎日が非常に充実しています。今後は薬局長として一人前に成長し、これまで先輩方に教わったことを次世代へ繋いでいけるよう、将来は、後輩育成にも力を注ぎたいと考えています。 当社は研修や制度が充実しており、一人ひとりに合わせた成長をサポートしてくれる環境です。少しでも興味を持たれた方は、ぜひイベントにお越しください! 【学生時代の思い出!】 研究室のみんなとの日常です。勉強は大変でしたが研究室の仲間は卒業後もご飯などに行くくらい仲良しです。 小林千乃さん 2024年卒 スギ薬局 毛受店 私は、医療に特化しているドラッグストアでトータルヘルス戦略を掲げているスギ薬局なら、「どんな健康状態の方でも頼りになれる薬剤師」として活躍できると考えました。また、社員の雰囲気や挑戦できる制度が整っている風通しのよさもスギ薬局に入社した決め手です。 普段から患者様一人ひとりに合わせた対応を心がけています。入社後は在宅訪問の経験も積み、患者様の生活環境を踏まえた関わりを大切にしています。患者様に感謝の言葉をいただけたり名前を覚えてくださる場面もありとてもやりがいを感じてます。今後も様々な経験を積み、地域に寄り添った薬剤師になりたいと考えています。 スギ薬局には、語りきれないほど素敵な制度、魅力があります!スギ薬局のことや業界のこれからについて知れる、交流できるイベントをたくさんご用意しますので是非お越しください! 【愛知学院大学のここが好き!】 どんな時も寄り添ってくれる仲間と、悩んでいる時にアドバイスをくださる先生達がいることです! > 愛知学院大学
- 千葉大学とトリプルアイズが包括連携協定を締結 ― AI教育と地域DXの推進を加速
千葉大学と株式会社トリプルアイズは、AI教育および地域社会のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を目的とした包括連携協定を締結した。協定により、千葉大学はトリプルアイズが保有する高度なAIテクノロジーと実装ノウハウを導入し、デザイン・情報・AIを横断した実践的な教育体制を構築することを目指す。 連携の経緯とねらい 両者の連携は、2025年10月から開始された「ASCENT-6E(アセント・シックスイー)」プログラムにおける中高生向けの教育支援に端を発する。そこでの実績と、2026年1月に同社からなされた包括連携の提案を受け、教育・研究・人材育成の各分野で一層の協力関係を構築する運びとなった。 2026年度からは、生成AI時代に対応した普遍教育の新科目として「AI共創とデジタルデザイン基礎演習」を開講し、産学連携による高度なデジタル人材の育成を本格化させる。 新設科目の概要 講義は、デザイン思考によるUI/UXの設計から、生成AIを活用したアプリ実装までを網羅する全15回の演習形式で行われる。 対象学生: 1年生〜4年生(全学部対象) 開講期間: 2026年度 前期第1ターム(毎週金曜日 4限・5限) 講義の計画と担当講師 期間 担当講師 講義内容 第1回〜第8回 近藤 祐爾 氏(トリプルアイズ DXソリューション開発部副部長) ビジュアル表現とUI/UX演習:タイポグラフィ、色彩、レイアウト手法、プロトタイピング演習 第9回〜第15回 片渕 博哉 氏(トリプルアイズ 代表取締役CEO) AI実装演習:生成AIを用いたコード作成、ハルシネーション対策、デバッグ、アプリ実装 講義の4つの目標 デザイン思考の実践: 社会課題の解決策をデジタルプロダクトとして具現化する。 AI活用と制御: 生成AIの特性(ハルシネーション等)を理解し、プロンプトスキルによって適切に制御する。 論理的デバッグ能力: AIが生成したコードの誤りを発見・修正し、プログラミングの本質を学ぶ。 アジャイル開発の体得: 設計と実装のサイクルを回し、独自のアプリを完成させる。
- クオールとローソン、協業50店舗を達成――「薬局×コンビニ」が地域インフラの次なる基準へ
クオールホールディングス株式会社と株式会社ローソンは、2026年4月13日、神奈川県大和市に「ローソンクオール中央林間二丁目店」をオープンした。この出店により、両社が推進してきた協業店舗は全国で節目となる50店舗に到達した。2010年の1号店誕生から16年、生活利便性と医療機能を融合させた独自のモデルが、全国的なネットワークとして確固たる存在感を示すこととなった。 16年の歩みが結実した「地域ヘルスケア拠点」 コンビニの中には薬局も併設され、5月1日に開局予定 ※写真はナチュラルローソンクオール薬局城山トラストタワー店 今回の50店舗達成は、昨年創業50周年を迎えたローソンと、クオールが長年築き上げてきた信頼関係の成果といえる。 両社の協業は、2010年にオープンした「ナチュラルローソンクオール薬局城山トラストタワー店」から始まった。当初はビジネスパーソンの利便性向上に主眼を置いていたが、現在ではその役割を大きく広げている。処方箋調剤を待つ間に日用品を買い揃える、あるいは買い物ついでに健康相談を行うといったシームレスな体験は、忙しい就業者から高齢者まで、幅広い層の生活スタイルに合致した。 単なる「コンビニに薬局が併設されている」状態を超え、「地域医療を支える薬局」と「生活インフラとしてのコンビニ」が一体化したヘルスケア拠点として社会に定着したことが、今回の節目につながっている。 協業モデルの進化―2026年度以降の展望 50店舗到達を「通過点」とし、両社は今後さらなるステージへと進む構えだ。2026年度以降は、蓄積されたノウハウとネットワークを最大限に活用し、四つの柱を軸とした取り組みを強化していく。 まず、より身近な健康支援の拡充として、健康相談や服薬フォローの体制を一層強化する。また、高齢化社会への対応として、在宅医療や地域支援機能の充実を図る方針だ。さらに、デジタル技術の活用により、処方箋送信の円滑化や待ち時間の短縮といった利便性の向上を推進する。加えて、災害時や緊急時の拠点機能を高めることで、地域の安全を守る役割を担っていく。 新たな価値創造への挑戦 「ローソンクオール中央林間二丁目店」のオープン前日には、ローソンのキャラクターである「ポンタ」も駆けつけ、両社による華やかなテープカットが執り行われた。同店内の薬局は5月1日の開局を予定しており、地域の新たな健康の守り手としての期待がかかる。 クオールとローソンは、これからも「薬局×コンビニ」という先駆的モデルを深化させ、変化し続ける社会課題に応えながら、地域の生活に新たな価値を提供し続けるだろう。
- 医薬品流通の最前線を知る――。薬学生実務実習で見える「卸薬剤師」の真価―ケーエスケーの取り組み
実習の様子(ケーエスケー提供) 「後世に良い薬剤師を残したい。その一助になればと、積極的に支援することを会社として決めた」。そう語るのは、株式会社ケーエスケーの執行役員であり、薬事統括部長を務める杉本豊志氏だ。同社は、薬学教育が6年制へと移行し実務実習がスタートした2010年、医薬品卸としてどこよりも先駆けて学生の受け入れを開始した。あれから15年余り。同社の取り組みは、今や近畿圏の薬学教育における「不可欠なインフラ」となっている。 「オール薬剤師」で学生を支えるという決断 実務実習の幕開けは、文部科学省の「薬学教育モデル・コア・カリキュラム」に、「流通機構に関わる人々の仕事を学び、薬剤師業務と関連付けて説明できること」という項目が盛り込まれたことがきっかけだった。当時、現場を指揮していたメンバーの思いは極めて純粋だ。「後生の医療を担う一員として、医薬品卸の薬剤師も、オール薬剤師の立場から何か支援できないか」。この信念に基づき、同社は日本薬剤師会や文部科学省、近畿圏の14大学、府県薬剤師会へ丁寧な打診を行い、独自のカリキュラムを構築していった。結果、初年度の2010年には1,205人という膨大な数の学生を受け入れ、業界に大きな衝撃を与えた。当時は医薬分業がより良い形で進展することを切望していた時期。同社は、社会貢献に加え、得意先である薬局との信頼を深めるという二面性の目的を持って取り組んできたという。 卸勤務の薬剤師は「情報の質を支える」教育者 現在、同社が提供する1日完結の実習プログラムは、薬局内では完結しにくい「流通の深部」と、そこで働く薬剤師の多角的な職能を学ぶ場だ。 【主な学習プログラム】 ・災害時医療:地震や災害時、いかにして生命線を守るか ・医療安全とトレーサビリティ:偽造医薬品の混入を防ぐ追跡管理(回収を含む)の仕組み ・麻薬の譲渡譲受:卸の現場における厳格な記録と管理の実際 ・GDP(適正流通ガイドライン):国際基準に基づく厳格な品質管理 同社は、実習において「なぜ薬剤師でないとダメなのか、その必要性を理解してもらうこと」を最も重視しているという。その象徴的な役割が、日々医療機関を訪問するMS(医薬品卸の営業職)へのバックアップだ。 卸薬剤師は、MSが医療現場へ届ける学術資材の作成や研修を担当し、彼らが提供する情報に誤りがないか、薬機法などの法規に抵触していないかを専門的な視点で精査している。同社は、こうした「MSが医療現場へ届ける情報が適正であるかを監督すること」こそが、卸における薬剤師の重要な役割の一つだと考えている。 実習に訪れる学生の中には、医薬品流通の仕組みそのものを初めて知る者も少なくない。「医薬品の卸の毛細血管型の流通網によって、効率よくかつ迅速に届けられることを知った」と驚く学生に対し、営業の最前線を知識で支え、情報の信頼性を担保する卸勤務の薬剤師の姿を見せる。それは、学生たちが自身の専門性の生かし方を見いだす貴重な契機となっている。 実習の様子(ケーエスケー提供) 現場を知ることで変わる「プロ同士の信頼関係」 医薬品流通の裏側を知ることは、将来のチーム医療の質を直結して変える。杉本氏は、かつてある病院の新人薬剤師をケーエスケーの支店体験に受け入れた際のエピソードを披露してくれた。その若手薬剤師は、支店での営業の流れを体験する中で、偶然にも勤務先の病院から「大至急、薬を持ってきてほしい」という電話が入る場面に遭遇する。MSがセンターへ走り、奔走する姿を横で見ていたその薬剤師は、後の手紙にこう綴ったという。「病院の中から『急ぎで』と当たり前のように電話をしていましたが、その裏側でこれほど多くの人が動いているとは知りませんでした。病院での医薬品の自己管理の重要性にあらためて気づきました」 流通の根幹を知れば、臨床現場に出た際、卸側へのリスペクトが生まれ、コミュニケーションの質が変わる。それが結果として、患者へのスムーズな薬の提供につながるのだ。 薬学生へのメッセージ 昨今の採用市場は内々定時期が早まり、学生が将来をじっくり考える時間が削られている。しかし、同社が実習を継続するのは、あくまで学生が広い視野を持ち、自らの足元を固めるための「教育支援」だ。 「大学に所属しながら、フラットな視点でさまざまな企業を見られるのは今の特権。病院、薬局だけでなく、卸という世界もある。早い時期に就職先を決めてしまうのではなく、いろんな世界を自分の目で見て、じっくり吟味してほしい」。 同社の実習は2025年度も年間合計1,038人の学生を受け入れている。京都薬科大学や大阪医科薬科大学、神戸薬科大学をはじめ、近畿一円の学生たちが、今日もここで「流通のプロ」の視点を養っている。 「我々の実習は、参加した学生に『楽しく、かつ有意義だった』と思ってもらえることを常に心がけている」と杉本氏。医薬品流通を薬剤師の専門性で支える。その真価を知ることは、将来どの道に進むにせよ、あなたの薬剤師人生をより深く、誇り高いものにしてくれるだろう。
- 愛知学院大薬学部、プラスエイチと連携協定を締結
低学年からの体験型キャリア教育で「未来を創造できる薬剤師」を育成 愛知学院大学薬学部と株式会社プラスエイチは、「未来を創造できる薬剤師養成プログラム」および3つの専門コース教育に関するキャリア教育の強化と共同推進を目的として、連携・協力に関する基本協定を締結した。 協定締結の背景と狙い 近年、薬剤師には創薬や臨床研究、データ・AIの活用、国際的な視点、地域医療への貢献など、多様かつ高度な役割が求められている。こうした社会のニーズに応えるため、同大学薬学部では学生が自らの将来を主体的にデザインできる教育環境づくりを進めてきた。今回の協定では、薬学生のキャリアデザイン支援を全国で展開する株式会社プラスエイチと連携することで、学生が早期から自らのキャリアの軸を育てられるサポート体制をさらに強化する。 具体的な協力内容 協定に基づき、両者は講義や演習、研修などを通じて学生の進路形成を総合的にサポートしていく。プラスエイチが持つ体験型キャリア教育のノウハウを導入し、アクティブラーニングの手法を取り入れることで、学生に多面的な学びの機会を提供する。また、学びとキャリアが結びつくカリキュラムを双方で連携しながら開発していく予定である。 3つの専門コースにおける連携 特に「リサーチ・ファーマシスト(RP)」「データ・ファーマシスト(DP)」「グローカル・ファーマシスト(GP)」の3つの専門コースにおいて重点的な支援を行う。 RPコースでは、研究志向の薬剤師や創薬に関わる職種への理解を深める支援を行う。DPコースでは、医療データやDXの基礎から応用までの教育を通じて、論理的なデータ解析に基づき医療を支える薬剤師の養成を目指す。GPコースでは、地域医療や国際医療など幅広い分野で活躍できる薬剤師のキャリアデザインについて学ぶ機会を提供する。 この取り組みを通じて、学生のキャリア形成を体系的かつ多面的に支援できる教育体制を確立し、プログラムでの学びと将来のキャリアを強固に結びつける仕組みを構築する。体験型学習による職業理解の深化や、社会ニーズを踏まえた実践的な薬剤師教育の充実を図ることで、多様な薬剤師像を育む教育環境の実現が期待されている。
- 令和8年度科学技術分野の文部科学大臣表彰式が開催―新技術立国の実現へ、計749名が栄誉に輝く―
文部科学省は2026年4月15日、同省3階の講堂において「令和8年度科学技術分野の文部科学大臣表彰」の表彰式を執り行った。同表彰は1959年に発足して以来、科学技術に携わる者の意欲向上とわが国の科学技術水準の向上を目的として、毎年顕著な成果をあげた者を顕彰しているものである。 第7期基本計画を柱とした新技術立国の実現を強調 福田氏 式典冒頭、松本洋平文部科学大臣の式辞が、出席した福田かおる文部科学大臣政務官によって代読された。式辞の中では、昨年の坂口志文氏・北川進氏によるノーベル生理学・医学賞、ノーベル化学賞の受賞に触れ、歴代のノーベル賞受賞者を輩出してきた同表彰が科学技術の発展に重要な貢献を果たしていることを強調した。また、今年度から始動する「第7期科学技術イノベーション基本計画」などを踏まえ、科学の力を通じた「新技術立国」の実現に向け、省として全力を尽くす決意を表明した。 薬学分野を含む若手科学者賞の授与 表彰式の様子 本年度は、科学技術賞、若手科学者賞、研究支援賞などを合わせて749人が受賞した。 特に、独創的な視点に立った研究業績を挙げた若手研究者に贈られる「若手科学者賞」には101人が選出された。薬学関連では、大澤昂志氏(大阪大学大学院薬学研究科講師)、小川亜希子氏(東北大学大学院薬学研究科准教授・熊本大学大学院生命科学研究部客員講師)、久我奈穂子氏(東北大学学際科学フロンティア研究所・大学院薬学研究科助教)、外山侑樹氏(東京大学大学院薬学研究科特任助教)、松田研一氏(北海道大学大学院薬学研究院准教授)が名を連ねた。 式典では、各部門の代表者に対し、福田大臣政務官から表彰状が手渡された。 科学技術賞 開発部門 :川筋 孝氏(HIV インテグラーゼ阻害剤ドルテグラビルの開発) 科学技術賞 研究部門 :佐藤いまり氏(光応答特性に基づく三次元層構造と内部状態推定の研究) 科学技術賞 技術部門 :和田貴志氏(2次元マトリックス型自動ドアセンサーの開発) 科学技術賞 理解増進部門 :青山潤氏(被災地に希望を育む文理融合アプローチによる海の理解増進) 若手科学者賞 :小川亜希子氏(エピトランスクリプトームによる生体代謝研究) 研究支援賞 研究開発マネジメント部門 :村木倫子氏(URA活動とIR活動の融合による研究力強化への貢献) 研究支援賞 高度技術支援部門 :豊岡公徳氏(生体超微構造観察に資する電子顕微鏡技術開発と支援への貢献) 受賞者を代表して挨拶した川筋氏 受賞者を代表して挨拶に立った川筋氏は、周囲の支えに対する感謝とともに、「デジタル技術が進歩する一方で、社会の安心・安全を支える科学技術への期待はこれまで以上に大きくなっている」と言及した 。また、自身の医薬品研究の経験を糧に、今後も学び続けながら社会に貢献していく決意を述べた。
- 2027年度における薬学部の再編と定員変更の動向
文部科学省が公表した「令和9年度からの私立大学の収容定員の変更に係る学則変更認可申請一覧」に基づき、薬学部における定員変更や改編の動向をまとめる。 再編と定員変更の動向 今回の申請一覧によると、2027年度からは複数の私立大学において、薬学部の定員削減や募集停止、さらには大学自体の名称変更を伴う大規模な組織改編が計画されている。これらの動きは、いずれも学校教育法施行令第23条の2第1項第4号の規定による「薬剤師の養成」分野に係る調整として位置づけられている。 募集停止と設置者変更による再編 一部の大学では、既存の枠組みを解消し、新たな形態での再編が進められている。城西国際大学は、薬学部医療薬学科の学生募集を2027年4月より停止することを申請した。 一方で、医療創生大学は川村学園女子大学からの学部等設置者変更認可申請を経て、千葉県柏市および我孫子市のキャンパスにおいて新たな募集を開始する。この再編では、文学部の「史学科(定員50人)」や「心理学科(定員40人)」などが新たに加わることとなり、薬学部の募集停止と並行して、他学部を含めた組織の刷新が図られている。 養成規模の縮小と定員適正化 薬剤師養成の質を維持するための定員削減も目立つ。新潟薬科大学の薬学部薬学科は、2026年度の定員130人から、2027年度には90人へと40人の定員を削減する計画である。長崎国際大学においても、薬学部薬学科の入学定員を120人から100人へと20人減らす方針を示している。 大学の名称変更と新学科の設置 新潟薬科大学については、定員変更と同時に大きな転換期を迎える。同大学は2027年4月より、大学名称を「新潟科学大学」へと変更する予定だ。あわせて「グリーン・デジタル学科」の新設や既存学部の名称変更など、薬学部以外の分野を含めた学則変更を申請している。
- 第9回日本病院薬剤師会 Future Pharmacist Forum 開催
2026年7月11日から1カ月間にわたり、日本病院薬剤師会が主催する「第9回 Future Pharmacist Forum」がオンデマンド開催される。本フォーラムは、薬学生(大学院生含む)の参加費が無料となっており、将来の医療を担う学生にとって、第一線の知見に触れる絶好の機会だ。 目玉となる「特別講演」の内容 今回のフォーラムでは、今後の薬剤師のあり方を占う非常に重要な2つの特別講演が行われる。 「2040年を見据えた医薬行政の方向性と病院薬剤師に期待すること」 講師:佐藤 大作 氏(厚生労働省 大臣官房審議官 医薬担当) 「病院薬剤師の生産性を考える」 講師:眞野 成康 氏(一般社団法人 日本病院薬剤師会 副会長) 参加費 :通常5,000円〜6,000円の参加費が、学生は無料。 対象 :薬学生、大学院生(※社会人学生・社会人院生は除く)。 どこでも学べる :WEB開催(オンデマンド)のため、研究や実習の合間にスマホやPCから視聴可能。 開催・申込スケジュール 項目 内容 開催期間 2026年7月11日(土)〜 8月10日(月) 早期申込 2026年4月13日(月)〜 6月26日(金) 通常申込 2026年6月27日(土)〜 8月3日(月) 公式サイト https://www.jshp-fpf9th.com/ プログラム詳細 特別講演 :2講演 シンポジウム :28枠 認定単位 :日病薬病院薬学認定薬剤師、日病薬専門薬剤師の単位取得が可能。 2040年という少し先の未来を見据え、自分がどのような薬剤師になりたいかを考えるためのヒントが詰まっている。学生のうちからこのレベルの講演を聴講できるチャンスを、ぜひ生かしてほしい。
- マンダムと大阪大学、「マンダム先端化粧品科学協働研究所」を設置~薬学・医学の両知見を融合し、次世代化粧品の社会実装を加速~
開所式の様子 株式会社マンダムと大阪大学は、2026年4月1日、大阪大学内に「マンダム先端化粧品科学協働研究所」を設置し、4月12日に開所式を執り行った。 同研究所は、これまで薬学研究科で約10年間にわたり継続してきた「先端化粧品科学(マンダム)共同研究講座」の成果を基盤として、発展的に移行したものである。今回の改組により、従来の薬学研究科に加えて新たに医学系研究科との連携を開始し、大阪大学の最先端医療技術とマンダムの化粧品技術をさらに高次元で融合させる狙いがある。 10年の蓄積から次なるステージへ 両者は2015年6月の共同研究講座開設以来、再生医療をはじめとする先端医療技術を化粧品研究に応用してきた。これまでの約10年間では、ヒト汗腺の構造や機能の解明、皮膚免疫反応における機能解明、そして新規化粧品成分の探索および評価系の構築といった科学的知見を多数蓄積している。 今回の協働研究所への移行は、これらの知見をベースに、より広範なリソースの活用と人財交流を目的としている。特に、医学系研究科の参画によって生体メカニズムの解明からビジネスへの応用までを一層加速させ、新たな価値創出につなげることを目指している。 協働研究所としての新たな役割と研究体制 同研究所は、大阪大学内に設けられた独立した研究拠点であり、大学の研究者と協議しながら、より柔軟かつ迅速に研究を推進できる体制を整えている。複数の部局にまたがる多面的な共同研究を行うだけでなく、ポスドクや大学院生を積極的にプロジェクトへ参加させることで、研究の推進と同時に次世代を担う若手研究者の育成を図ることも重要な目的の一つである。 また、本制度では共同研究に直結する内容のみならず、その成果を活用するための自主研究を行うことも可能となっている。さらに、企業等から派遣されて大学の教員や研究者として雇用された人物による発明は、原則として企業等に帰属する仕組みとなっており、産学連携による成果の円滑なビジネス応用を後押しする環境が整備されている。 重点的な研究内容と展望 新研究所では、医学・薬学の知見を掛け合わせることで、皮膚における免疫反応の分子メカニズムや、汗腺・皮脂腺といった皮膚分泌腺の制御メカニズムの解明に注力する。また、次世代化粧品のための有効成分スクリーニング手法や安全性評価方法の開発、さらには皮膚が温度を感じるメカニズムの解明についても、研究をさらに深化させていく方針である。 マンダムと大阪大学は、この強固な連携を通じて創出された新たな価値を広く社会に展開し、化粧品科学におけるイノベーションの実現を目指す。 研究所の概要 同研究所は、大阪大学 MA-T共創センター(杏の杜)の3階に設置された。体制としては、大阪大学大学院薬学研究科教授の齊藤達哉氏が所長を、株式会社マンダムのプリンシパルスペシャリストである藤田郁尚氏が副所長を務める。先端医療技術を用いた化粧品の機能性成分探索のための評価方法の開発を主目的として、研究活動を展開していく。
- 日本保険薬局協会「薬局・薬剤師ビジョン 2040」を策定:DXと専門性の融合による次世代インフラへの進化
「薬局・薬剤師ビジョン 2040」 日本保険薬局協会は、日本の医療が人口構造の激変や資源の制約という構造的転換点を迎えている現状を踏まえ、2040年に向けた行動指針および宣言を策定した。同ビジョンは、医薬品供給と薬物療法の安全を守る薬局を、決して止めてはならない「社会インフラ」と定義し、国民の生命と生活を支えるための覚悟を示すものである。 社会インフラとしての覚悟 日本の医療環境は、85歳以上人口が1,000万人を突破するなど、医療・介護需要が増大する一方で、生産年齢人口の減少により支え手となる人材不足が不可逆的に進行するという深刻な課題に直面している。同協会は、このような環境下においても、データとデジタル技術によって安全性を担保しつつ、人である薬剤師が患者に寄り添う「世界で最も信頼できる医療インフラ」の構築を目指している。本ビジョンは、現場の実態と専門的知見に基づく政策提言を行う「行動する機関」としての決意を、業界内外へ広く宣言するものである。 2040年に向けた3つの柱 同ビジョンでは、持続可能な地域医療を実現するために、「基盤」「機能」「役割」の3つの観点から再定義を行っている。 第一に、社会インフラとしての強靭な基盤を確立するため、医療DXやAI・ロボティクスの活用による業務プロセスの抜本的な効率化を推進する。これにより、労働人口が減少する環境下でも高い生産性と安定性を維持し、災害や供給不安といったリスクにも耐えうるレジリエンスを備えた供給体制を構築する。 第二に、薬剤師の機能を高度化させ、専門性を最大限に発揮できる体制へと転換する。AIやデジタル技術の活用によって対物業務を効率化し、それによって創出された時間を、高度な臨床判断や患者の生活背景を踏まえた継続的ケアなど、人ならではの専門性が求められる対人業務へと集中させる。また、マイナ保険証や電子処方箋の普及を背景に、物理的な立地に依存しない質の高い薬学的管理を提供できる評価体系の実現を目指す。 第三に、地域医療における役割を深化・分化させ、地域住民の健康を支える多角的なハブとしての機能を強化する。医療と生活、介護をつなぐ連携の要となるだけでなく、処方箋がなくても相談できる「ファーストアクセス」の場として未病・予防にも貢献する。全ての薬局が均一な機能を担うのではなく、各薬局が特定の専門領域や地域密着などの強みを生かして機能分化し、相互に連携・補完し合うことで、持続可能な地域医療インフラを実現する。 2040年に目指す社会 同協会が同ビジョンの先に目指すのは、全国どこでも等しく安全・安心な医療が受けられ、かつ患者自身が納得して医療を選択できる社会である。先端技術と人ならではの専門性を融合させ、「薬局があってよかった。薬剤師がいてよかった。」という言葉が自然に語られる未来に向け、組織の総力を挙げて行動し、進化し続けることを誓っている。
- セブン‐イレブンで処方薬の受け取りが可能に
ジェイフロンティア株式会社が提供するオンライン診療・服薬指導・処方薬配送サービス「SOKUYAKU(ソクヤク)」において、セブン‐イレブン店舗内※1に設置された宅配ロッカー「PUDOステーション」で処方薬を受け取れるサービスが本格化している。同社は利便性の向上とサービス認知拡大を目的として、システム利用料が無料になるキャンペーンを開始した。 サービスの概要とメリット 同サービスは、スマートフォンやタブレットを通じて診察予約からオンライン診療、服薬指導、そして薬の受け取りまでを非対面かつフルデジタルで完結させるものである。 特にセブン‐イレブン店舗内のPUDOステーションを活用することで、薬局の営業時間内に足を運ぶのが難しい多忙な層や、夜間・休日※2に自身のタイミングで薬を受け取りたい層のニーズに応える。また、感染症対策やプライバシー保護の観点から非対面での受け取りを希望する利用者にとっても、外出のついでに効率よく薬を受け取ることができる点は大きなメリットとなる。 利用方法のステップ 「SOKUYAKU」アプリ上での操作は極めてシンプルである。まずアプリでオンライン診療・服薬指導の予約を行い、受け取り方法の指定時に「セブン-イレブンPUDOロッカー受け取り」を選択する。次に、アプリ内の地図から希望する店舗を選べば設定は完了する。その後、薬の到着通知が届いたタイミングで、指定した店舗のPUDOステーションにて処方薬を回収する流れとなっている。※3 キャンペーン詳細 現在、「SOKUYAKU」を初めて利用するユーザーを対象に、システム利用料が実質無料となるキャンペーンを実施中である。PUDO受け取りを選択した場合、クーポンコードを入力することで、システム使用料相当額の550円(税込)が割引される※4。なお、このキャンペーンの利用期限は2026年5月10日(日)までとなっている。 「SOKUYAKU」が目指す展望 「SOKUYAKU」は現在、提携クリニック・薬局数が23,000店舗を超える国内最大級のプラットフォームへと成長している。同社は、単なる配送サービスに留まらず、電子処方箋や電子カルテ、お薬手帳とのデータ連携を推進している。一人ひとりの健康状態に最適化された医療・商品提供を可能にする「SOKUYAKUヘルスケア経済圏」の構築を目指し、今後も日本の医療DXを強力に牽引していく構えだ。 薬学生の皆さんへ 「薬局で待つ」という当たり前が変わりつつある今、薬剤師の職能もまた、物理的な場所の制約を超えた広がりを見せている。テクノロジーによる利便性の向上は、決して対面の価値を奪うものではなく、むしろ対面でしかできない深いケアに注力するための強力な武器となるはずだ。デジタルとアナログが融合する次世代の医療現場において、柔軟な発想で患者の選択肢を広げ、QOL(生活の質)の向上に貢献していくことが、これからの薬剤師に求められる役割となるだろう。 ※1 PUDOロッカー設置のセブン‐イレブン店舗対象 ※2 店舗により異なる ※3 宅配便ロッカー「PUDOステーション」は、設置している店舗により形状が異なる ※4 PUDOロッカー受け取りを選択の場合











