第25回JAPANドラッグストアショー開催 3日間で99,510人が来場
- toso132
- 8月12日
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更新日:8月19日

2025年8月8日から10日、第25回JAPANドラッグストアショーが開催され、3日間の会期中に合計99,510人が来場し、大盛況となった。
オープニングセレモニー:業界の未来への決意表明

2025年8月8日、ドラッグストアショーの開催を告げるオープニングセレモニーでは、主催者である日本チェーンドラッグストア協会会長の塚本厚志氏が挨拶に立った。塚本氏は、出展企業数が昨年を上回ったことに触れ、これは業界を盛り上げようとする強い意思の表れであり、今後の発展を予感させるものだと語った。
今年のテーマは「NEXT25 地域の皆様に最高の未来をお届けする」。この壮大なテーマを、ドラッグストアショーを通じて実現したいと語った。来場者と出展企業との新たな出会いや情報交換がビジネスチャンスを生み、業界の発展に繋がることを期待していると述べた。
続いて登壇した実行委員長の米原まき氏は、大役へのプレッシャーを感じつつも、「全力でみんなを笑顔にしたい」という熱い決意を表明。テーマである「NEXT25」には、これまでの25年を土台に、これからの25年を皆と共に歩んでいきたいという願いが込められていると説明した。また、ドラッグストアは単なる物販の場ではなく、健康相談や情報発信を通じて地域を元気にする「未来を創る場」であると強調した。
挨拶の最後には、参加者全員で「ワッショイ」と3回唱和し、会場は一体感に包まれた。
薬科大学対抗クイズ大会:未来を担う若者たちの熱戦

2日目のイベントステージでは、「プライドをかけた戦い!薬科大学対抗クイズ大会」が開催された。城西、城西国際、帝京、帝京平成、東京薬科、日本薬科の6大学から選抜された学生と、それぞれの大学出身の現役薬剤師(トモズ、ウエルシア薬局、龍生堂本店、スギ薬局、調剤薬局クスリのツルハ、マツキヨココカラ&カンパニー)がチームを組み、知識を競い合った。
〇×問題や記述問題が出題される中、各チームは真剣な表情で相談を重ね、熱い戦いを繰り広げた。その結果、見事優勝に輝いたのは帝京平成大学チーム。優勝したメンバーは「優勝できてうれしい」「先輩の知識に助けられた」と喜びを語った。
クイズの解説をしたセキ薬品薬局運営部薬局運営課の薬剤師、梅田佐也佳氏は、この企画の目的について「薬学生にドラッグストア業界の盛り上がりを肌で感じてほしかった」と説明。今後も、業界をけん引する現役薬剤師と、未来を担う学生たちが力を合わせ、業界全体を盛り上げていきたいと語り、クイズ大会は盛況のうちに幕を閉じた。








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