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医療・健康情報の“鵜呑み”に警鐘――3団体が「み・き・き」を提唱する啓発資材を共同制作


2026年4月9日、一般社団法人くすりの適正使用協議会、公益社団法人日本薬剤師会、日本製薬工業協会の3団体は、医療・健康情報を見極めるコツをまとめた一般の方向けの啓発資材「情報の鵜呑み禁止!」を制作し、各団体のウェブサイトで公開した。


科学的根拠に基づいた情報選択を促す背景

現代において、医療や健康に対する生活者の関心は非常に高く、インターネットをはじめとする多様な情報源から知識を得ることが一般的となっている。しかし、その中には科学的根拠に乏しい情報も散見されるのが現状である。こうした背景から、自分や家族の健康を守るために正しい情報を見極めるコツを身につけてもらうことを目的として、本資材が制作された。


情報を見極める合言葉「み・き・き」

本資材の大きな特徴は、情報を見極める際のポイントを「みきわめる」「きく」「きめる」という3つの観点から整理し、「み・き・き」というキーワードで紹介している点である。情報を安易に信じ込まずに信頼できるかを確認し、迷った際には医師や薬剤師などの専門家に相談した上で、納得して自ら判断することの重要性を説いている。

資材の形態は、市民講座などで幅広く活用されることを想定し、全26枚のスライドからなるパワーポイント形式となっている。パワーポイントのノート部分には各スライドの要旨とモデル台本が付随しており、聴講者が参加できる演習も盛り込まれているため、専門職が講師を務める際にも利用しやすい工夫が施されている。また、講座の参加者が持ち帰ることができるA4サイズ両面1枚のチラシも併せて用意された。



6団体の共同声明を具現化

今回の取り組みは、2018年3月に関係6団体が公表した、科学的根拠のない情報に対する取り組みを宣言する「共同ステートメント」を具現化したものである。制作にあたっては、医療ジャーナリストの北澤京子氏の協力も得ている。資材は各団体のサイトからダウンロードが可能であり、今後は都道府県薬剤師会などを通じても周知が行われる予定である。


啓発資材「情報の鵜呑み禁止︕」は以下のURLから


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