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薬学生の92.6%が医療DX・AIに期待〜日本薬学生連盟・カケハシ共同調査より


一般社団法人日本薬学生連盟と株式会社カケハシは、薬学生向けキャリア支援イベント「教科書には載っていない薬局のリアル」を開催した。これに併せて、参加者などを対象とした共同企画「薬学生のキャリア意識・医療DXに関する実態調査」を実施した。  


実態調査から見えた薬学生の本音

医療現場・薬局業界でのDX・AI活用に対する意識

就職活動とは別に、医療現場や薬局業界におけるDX・AI活用の進展に対し、薬学生の92.6%(「とても期待している」「やや期待している」の合計)が期待を寄せていることが判明した。


DX・AI活用に「期待すること」(複数回答可)  

・業務負担の軽減(60.3%)  

・人的ミスの減少・防止(54.0%)  

・患者さんとのコミュニケーション量の増加(50.8%)  

・医療の質向上(27.0%)  

・単純作業の削減(23.8%)  

回答の多くは業務負担の軽減や安全性の確保、対人業務の充実に集中しており、単なる効率化以上の価値を期待している様子が見て取れる。 


求人票だけでは届かない現場の雰囲気と「IT・DX環境」の重要性

求人票や企業説明会だけでは「判断が難しい・情報が足りない」と感じる項目として、「職場の雰囲気(44人)」や「現場で働く薬剤師のリアルな声(36人)」が上位に挙げられた。さらに、就職先を検討・選択する際の基準として、就職活動を本格的に見据える高学年(5・6年生)の70.0%(「とても重視する」「やや重視する」の合計)が「職場のIT・DX環境の導入状況」を重視しているという実態も明らかになった。  

【調査実施概要】

調査対象:イベント参加者および日本薬学生連盟のメーリングリストを通じて回答した薬学生69人  

調査期間:2026年6月15日〜18日  

企画・実施:一般社団法人日本薬学生連盟 × 株式会社カケハシ  


熱気に包まれたキャリア支援イベントの現場

東京および大阪の2会場で開催された本イベントには、学生69人、18社の法人が参加した。  

当日は、さまざまなキャリアを持つ薬剤師とのカジュアルなランチ交流やフリータイムが設けられた。参加した5年女子学生からは「合同説明会よりカジュアルに多くの企業の先輩から本音が聴けるのを魅力に感じて参加した。過去の病棟勤務の経験が現在の薬局での在宅医療に生かせているという話が、キャリアのつながりとして印象的だった」との声が聞かれた。また、5年男子学生からは「大手やドラッグストアも含めて新システムを導入し業務効率化を進めている点に驚き、対人業務に関する学びを深めていくモチベーションが高まった」といった意見が寄せられた。  

今回のイベントおよび調査を通じ、これからの時代を担う薬学生が、医療DXの推進による業務環境の向上と、対人業務をはじめとする薬剤師本来の価値発揮に対して強い関心を抱いていることが示された。


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