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薬局を地域のコミュニティーへ 帝京平成大学・薬学生が支える「健康茶房」を開催

  • toso132
  • 13 時間前
  • 読了時間: 3分

2026年3月25日、スギ薬局神田駅南口店にて、帝京平成大学地域連携部の薬学生によるイベント「健康茶房(けんこうさぼう)」が開催された。本イベントは、薬局を単なる「薬を受け取る場所」ではなく「住民が自然と集うコミュニティーの場」へと転換させることを目的としており、2025年9月から毎月継続して実施されている。

当日はあいにくの雨模様であったが、仕事帰りの人々などをターゲットとした午後5時から7時にかけて、薬学生たちが主体となって地域住民との交流を深めた。


多彩な健康茶と専門性を生かした交流  

会場では、参加者の気分や体調に合わせたさまざまなメニューが提供された。飲み物については「活元茶」や「花通茶」、「漢茶 楽」といった和漢ブレンド茶が用意され、おかわりも自由とされた。また、スギ薬局オリジナルの青汁も提供され、参加者はこれらを飲みながらリラックスした時間を過ごした。

健康へのアプローチとして、握力測定器などの機器を用いた測定も実施された。薬学生は、測定結果に基づいた平均値との比較や、スギ薬局が作成した資料を活用しながら、食生活・運動習慣に関するアドバイスを行った。


薬学生による心の通ったサポートと連携  

今回のイベントには、1年生から5年生まで合計10人ほどの薬学生が参加した。学生たちは日常の世間話から体調の悩みまで多岐にわたる対話を行っており、1人あたりの相談時間は短い場合で20分程度、長い場合には30分から1時間に及ぶこともある。参加した学生は、当初は何を話せばよいか戸惑いもあったというが、相槌だけでなく一歩踏み込んだ質問を自分から投げかけるよう心がけるなど、実践を通じてコミュニケーションのコツをつかんでいた。

また、同イベントでは役割分担も明確にされている。薬学生はまだ専門的知識が少ないため、より専門的な薬の相談については店内の薬剤師へ、栄養に関する深い困り事は管理栄養士へと適切につなぐ体制が整えられている。これは、将来薬剤師として現場に立つ際に必要となる他職種との連携や、初対面の人とも壁をつくらずに接する能力を養う貴重な教育の場ともなっている。


医療エコ活動の推進  

さらに会場では、「医療のエコ活動」についての啓発も行われた。これは同志社大学教授の瓜生原葉子氏が提唱する活動であり、その趣旨に賛同するアステラス製薬と協働した取り組みである。学生たちは参加者とともに、処方された薬を正しく服用して「残薬」を減らすことや、不要になったPTP包装シートの適切な回収・リサイクルなど、個人が日常生活の中で取り組める具体的なアクションを提示。医療資源を大切に使い、次世代へ持続可能な医療をつなぐための意識変革を呼びかけた。


地域に根差した取り組みの成果  

イベントには地域住民や薬局利用者が訪れ、高齢者から会社役員まで幅広い層の人々が参加した。現在では延べ200人近い来場者を得る成果を上げている。

この取り組みは今後も継続され、薬学生たちが地域の「笑顔のチカラ」となることを目指していく。次回は2026年4月23日に同店で開催される予定だ。

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