東京薬科大学と江戸川学園取手中・高等学校が高大連携協定を締結 ―― 次世代の医療・科学人材育成へ
- toso132
- 15 時間前
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東京薬科大学と学校法人江戸川学園が設置する江戸川学園取手中・高等学校は、2026年2月20日、高大接続連携教育の推進を目的とした連携協定を締結した。本協定は、双方の教育内容の充実と、生徒および学生の資質向上を図ることを目指している。
協定締結の背景と目的
東京薬科大学には、例年、江戸川学園取手中・高等学校から多くの生徒が入学しているという実績がある。グローバル化の進展や科学技術の革新、国内における生産年齢人口の急減といった激しい社会変化の中、両者は新たな価値を創造できる人材の育成が必要であるとの認識で一致した。
本協定により、東京薬科大学の教員が中・高の教育プログラムに積極的に関与することで、生徒一人ひとりの才能や個性を最大限に引き出す。さらに、薬学・生命科学分野において社会に貢献できる優れた理系人材を輩出するための、強固な協力体制を構築していく方針である。
具体的な事業展開
本協定に基づき、両校は多角的な事業を展開していく。大学と中・高等学校の間で互いに講師を派遣し合うほか、高大接続教育への支援や、双方で実施する課外授業・FD活動を通じた交流活動を推進する。
また、中・高等学校の生徒に対して大学の授業や各種講座への受け入れを行い、大学院生との交流や図書館をはじめとする大学施設の利用機会も提供する。さらに、大学側の教育・研究・社会貢献活動や学生の教育実習などに対し、中・高等学校が支援を行うなど、相互の教育的成長を促すための協議を継続していく。
東京薬科大学・学長の三巻祥浩氏は、「本学は創立146年、八王子キャンパス移転50年という節目を迎え、これまで時代に先駆けて薬学・生命科学の専門人材を育成してきた。2022年度から高等学校で本格導入された探究学習において、本学との連携が生徒諸君の関心をより専門的・体系的に深める機会となることを期待しており、優秀な人材の育成につなげたい」と語った。
一方、江戸川学園取手中・高等学校・学校長の山本宏之氏は、「本校は『心豊かなリーダーの育成』を理念に掲げ、近年は理数教育や探究活動に注力している。今回の連携により、生徒が最先端の学びや研究に触れることで、科学と社会のつながりを実感できると確信している。これは単なる進路選択にとどまらず、生涯学び続ける姿勢を培う契機となり、未来を担う若者の育成に結実することを願っている」と期待を寄せた。
今回の協定締結により、茨城と東京の教育機関が手を取り合い、理系教育のさらなる高度化が進むことが期待される。



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