クオール薬局、全国117自治体で「クーリングシェルター」として開放へ
- toso132
- 7月8日
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クオールホールディングス株式会社の中核子会社であるクオール株式会社は、全国117の自治体と協定を締結し、全国310店舗のクオール薬局を「クーリングシェルター」として開放する。これは、深刻化する夏の気温上昇による熱中症リスクの軽減を目指す取り組みの一環である。
近年、夏の猛暑は深刻な社会問題となっており、特に高齢者や子どもにとって熱中症は命に関わるリスクが高い。総務省消防庁のデータによると、2024年の熱中症による救急搬送者は過去最多の97,578人に上っており、涼をとれる場所の確保が喫緊の課題となっている。
クオール薬局がクーリングシェルターとして指定されたことで、熱中症特別警戒アラートが発表された際には、地域住民は薬局を緊急避難場所として活用できる。クーリングシェルターとは、環境省が推奨する取り組みであり、熱中症特別警戒アラート発表時に誰でも無料で涼しく過ごせるよう自治体が指定した避難・休憩場所のことである。
この取り組みでは、以下のサービスが提供される。
冷房の効いた薬局の待合室の提供
ウォーターサーバーによる飲料水の無償提供(一部店舗で実施)
経口補水液や塩飴など、熱中症対策商品の取り揃え
クオールは今後も対象店舗を拡大し、地域に密着したヘルスケアの実現に貢献していく。
クオール薬局のクーリングシェルター設置市町村については、こちら






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