【東京薬科大学】獣医療における薬剤師の新たな役割を開く:研修プログラム開発に着手
- toso132
- 6月26日
- 読了時間: 2分
更新日:7月18日

東京薬科大学の櫻井浩子教授と畔蒜祐一郎助教らの研究グループは、獣医療の高度化とペットの高齢化が進む現状を受け、薬剤師がこの分野で果たすべき役割に注目。全国の保険薬局・ドラッグストアに勤務する薬剤師を対象とした「獣医療における薬学研修プログラム」の開発を開始した。この研究は東京海上ウェルデザイン株式会社との共同で行われ、薬剤師の新たな職能拡大と獣医療の質向上を目指す。
高まる獣医療への薬学的支援ニーズ
犬猫の飼育数が人の出生数を上回る中、動物医療は急速に発展している。一方で、薬剤師法第19条は「薬剤師でない者は、販売または授与の目的で調剤してはならない」と定めており、獣医療においても薬剤師の専門知識が求められる。しかし、獣医領域に関する学習機会が不足していることが課題となっていた。
2025年9月開講へ
この課題を解決するため、開発される研修プログラムは、獣医薬理学、機能形態学、適正飼養学、飼い主対応、投薬技術、服薬指導、法規・倫理などを網羅するオムニバス形式のe-learning講座となる。受講者アンケートを通じて、教材による知識・意識の向上を評価し、今後の教材整備につなげる計画だ。
この取り組みは、薬剤師が獣医師や愛玩動物看護師と連携し、飼い主へより安心・安全な獣医療を提供する基盤を築くものと期待される。プログラムは2025年9月に開講し、2026年3月までにアンケート結果を集計する予定である。日本保険薬局協会およびスギホールディングスとも連携し、薬剤師の職能拡大に貢献していく。


コメント