top of page

動物病院の「院内調剤」から「医薬分業」へ——12薬局(わんにゃん薬局)、導入400病院・累計処方11万件を突破



動物病院専門の調剤薬局を運営する株式会社12薬局は、2026年7月31日時点で、導入動物病院数が400件、累計受注処方件数が11万件を突破したことを発表した。

2025年3月31日時点の導入病院数250件、累計処方5万件と比較すると、導入病院数は約1.6倍、累計受注処方件数は約2.2倍に増加している。


導入が拡大する背景

動物医療の現場では、調剤設備の導入や多種多様な医薬品の在庫管理に伴うコスト負担が大きな課題となっている。また、獣医師や動物看護師の不足によって調剤業務が診療時間を圧迫しているほか、院内調剤におけるミスのリスクや確認に必要な工数の増加も挙げられる。

こうした事情から、院内調剤から外部委託による「医薬分業」へ切り替える動物病院が増加傾向にある。


サービスの特徴と利用理由

同社薬局は、院内在庫を増やすことなく薬剤師品質の調剤と全国配送を一括して請け負うサービスを提供している。

医薬品は1錠単位から必要な分だけ依頼可能であり、高価格帯や使用頻度の低い薬剤を在庫として抱えるリスクを抑えられる。料金は1件25円〜の従量課金制となっている。また、自社開発のオンライン処方システムにより、過去の処方履歴を活用した調剤依頼は1分以内で完了する仕組みを整えている。さらに、20人体制の薬剤師が調剤および監査を行う体制を運用している。

これらの特徴が評価され、導入拡大につながっている。



今後の展望

同社は、処方オーダーから調剤・配送までを一気通貫で管理するオンライン処方システムの機能拡充を進める方針である。あわせて、調剤データの蓄積および分析を通じ、より安全で効率的な獣医療の提供体制づくりに取り組んでいくとしている。

コメント


この投稿へのコメントは利用できなくなりました。詳細はサイト所有者にお問い合わせください。
bottom of page