イオンが仕掛けるデジタル健康革命!無料の新サービス「からサポ」が7月16日にスタート
- toso132
- 12 時間前
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イオン株式会社と、新たに設立されたサービス運営会社のイオンヘルステック株式会社は、2026年7月16日より新たな健康支援サービス「からサポ」の提供を開始する。
このサービスは、会員数約2,300万人を誇るイオンのトータルアプリ「iAEON」内で配信され、ユーザーは追加のダウンロードを必要とせず無料で利用できる。さらに、2026年秋からは会員数約950万人を抱えるウエルシアグループの共通公式アプリ内でも順次提供が予定されており、全国約4,000店舗とデジタルを結ぶ大規模なヘルスケア体験が展開される。
7月15日に都内で開催された説明会では、サービス展開に関わる各社の代表者が登壇し、それぞれの視点からサービスの意義と今後の展望を語った。
なぜ今、イオンが健康を支援するのか?
「人生100年時代」を背景に、人々の健康寿命の延伸や未病・予防への関心は日々高まりを見せている。しかしその一方で、「食事を改善しなければならないと分かっていても、一人ではなかなか続けられない」「何をしていいのか分からない」という悩みを抱える人は少なくない。
このような背景を踏まえ、イオン株式会社責任者ヘルス&ウエルネス事業担当である久木邦彦氏は、グループが掲げる成長戦略において、この新サービスが重要な柱であることを強調し、次のように決意を述べた。
「イオンの2026年から2030年のグループ中期経営計画において、ヘルス&ウエルネス事業はトップシェア事業の創出として注力する重要領域である。新サービス『からサポ』の取り組みを通じて、生活者の健康行動を支援するとともに、小売・メーカー・地域が連携した新たな価値創出を目指していきたい」
続いて、今秋からのアプリ連携を予定しているウエルシアホールディングス株式会社代表取締役社長の桐澤英明氏が登壇。ドラッグストアという地域住民にとって最も身近な医療・健康の接点を持つ立場から、店舗とデジタルが融合することのシナジー効果について言及した。
「ウエルシアグループが持つ全国の店舗網や顧客接点とデジタルを融合させることで、日常の生活動線の中でより身近に、無理なく健康習慣をサポートできる。グループ共通アプリを通じて、この新しい健康支援の輪をさらに広げていく」
最後に、実際にサービスを開発・運営していく現場のリーダーとして、イオンヘルステック株式会社代表取締役社長である今川匡氏が登壇。ユーザーが日々のお買い物を通じて自然に健康になっていくための、具体的なサービスの狙いと核心について説明した。
「お買い物という日常行動の中にデジタルをシームレスに組み込むことで、誰もが『頑張らなくても自然に続く』健康体験を実現する。食事改善と運動促進を二大柱とし、一人ひとりに寄り添う最適なヘルスケアサービスを届けていきたい」
続けられる秘密は?「からサポ」の主な機能
「からサポ」は、ユーザーが無理なく健康行動を継続できるよう、ゲーミフィケーション(ゲーム要素)を多く取り入れているのが特徴である。
機能 | 特徴・詳細 |
① 食事の記録 | スマートフォンで食事の写真を撮るだけで、AIが食材や量を自動で解析・記録する。 |
② コンシェルジュのサポート | 個性豊かな8人のキャラクターから自分に合う「相棒」を選択でき、日々の行動に寄り添ったアドバイスを受けられる。 |
③ レシピの提案 | ユーザーの健康状態や不足しがちな栄養素、その日の好みに合わせて350以上のレシピから最適なメニューを案内する。 |
④ 楽しく続く仕組み | チャレンジやランキング、獲得したアクティブポイントでコンシェルジュの衣装を着せ替える機能など、夢中になれる要素が満載。 |
⑤ 店舗と連動したサービス | 店舗への来店(チェックイン)でポイントを獲得でき、おすすめのレシピやお得なクーポンが届く。 |

パリ五輪金メダリスト・角田夏実さんも体験!

特別ゲストとして柔道家の角田夏実さんが登壇した。2024年のパリ五輪女子柔道48kg級で金メダルを獲得し、今年1月に現役を引退した角田さんは、アプリを実際に体験した。日々のアスリート生活や現在のライフスタイルに照らし合わせながら、その使用感を次のように語っている。
「本当に写真を撮るだけで、時間がないときでもサクッと記録ができてありがたいです。外食時でも『栄養はとれていますね』などとアドバイスをくれるので、1人じゃない感覚で寄り添ってもらえているうれしさがありました」
また、現役引退後はモチベーションの維持や体重管理に苦戦した時期があったと明かし、明確な目標がなくても健康維持を楽しめる仕組みが施されている点について、アスリートの視点からも使いやすさを評価した。
さらに角田さんが自ら考案・監修した「健康トレーニング動画」の紹介と、自宅でテレビを見ながらでもできる簡単なストレッチの実演も行われた。おなか周りに効果的なこのトレーニングは、すき間時間を利用して代謝を高められる内容となっており、忙しい現代人の健康習慣に役立つ構成となっている。
地域・医療・行政とのエコシステム構築へ
「からサポ」は単なる記録アプリに留まらず、社会的な健康基盤を目指して段階的な成長プランを掲げている。
まずは2026年の「基盤構築」フェーズにおいて、iAEONやウエルシアグループアプリを通じて食事記録やコンシェルジュ機能を広く届け、一人ひとりの健康習慣づくりの定着を目指す。続く2027年の「提供価値拡大」フェーズでは、ユーザーの同意のもとで得られたデータや気づきをグループ会社やパートナーメーカーへ共有し、さらに質の高い商品・サービス・売場づくりへと還元していく方針である。そして2028年の「エコシステム構築」フェーズに移行した後は、地域の行政、健康保険組合、医療機関との段階的な連携を実現させ、日本社会における健康寿命の延伸へ本格的に貢献することを目指していく。
健康活動を「楽しくおトクな体験」へと変えていく「からサポ」は、人々の暮らしを足元からより豊かに、健康的に支える新たな存在となっていくに違いない。