クオール薬局と「とらほす」が連携、訪日外国人の医療アクセスを多言語で一気通貫サポート
- toso132
- 4月21日
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株式会社メディ・エンジンとクオール株式会社は、2026年4月中旬より、訪日外国人向け医療サポートプラットフォーム「とらほす」と「クオール薬局」のうち、外国人来局者が多い23店舗との連携を開始した。この取り組みにより、処方箋を持たずに来局した外国人への受診勧奨から、オンライン診療後の調剤・服薬指導に至るまでを、シームレスに支援する体制が構築される。
過去最高の訪日客数に対応する「医療のセーフティーネット」
2025年の訪日外国人数が過去最高の約4,268万人を記録する中、滞在中の体調不良への対応は喫緊の課題となっている。特に薬局の現場では、言葉の壁によって症状の聞き取りや適切な医療機関への案内が困難なケースが増加していた。
今回の連携は、こうした現場の課題を解決し、外国人患者が日本滞在中も安心して適切な医療を受けられる環境を整備することを目的としている。
オンライン診療と調剤をつなぐ強固な連携体制
メディ・エンジンが運営する「とらほす」は、24時間体制で多言語によるオンライン診療の手配を担う。英語や中国語、韓国語など複数の言語に対応し、診察までの待機時間を30分以内とすることで、旅行中の急な体調変化にも迅速に対応する。
一方、クオール薬局は処方薬の受け渡しと服薬指導の窓口となり、翻訳アプリなどを活用した多言語サポートによって、安全な薬物治療を支援する。また、提携クリニックと在庫情報を共有することで、医薬品の供給不足時にも適切な代替案を提案できる柔軟な体制を敷いている。
相談から薬の受け取りまでをスムーズに完結
同サービスは、外国人来局者が薬局を訪れてから薬を手にするまで、以下のステップで円滑に進められる。
まず、処方箋を持たずにクオール薬局を訪れた外国人に対し、薬剤師が相談内容を確認する。受診が必要と判断された場合、薬剤師は「とらほす」の概要と問い合わせ先QRコードが記載された資料を提供し、適切な受診を促す。
資料を受け取った利用者は、自身のスマートフォン等からQRコード経由で「とらほす」のサービスページにアクセスし、診療申し込みを行う。申し込み後、メールで送られてくる専用URLからオンライン診察を受診する流れだ。なお、東京都内で対面診察が必要と判断された場合には、提携クリニックへの案内も行われる。
診察が完了すると、患者の現在地や滞在エリアに近い店舗が紹介され、処方箋情報がリアルタイムで薬局へ連携される。最後に、連携先の薬局にて翻訳アプリ等を活用した多言語での服薬指導を受け、調剤された薬を受け取ることで、一連のプロセスが完了する。

両社が語る「外国人でも安心して医療を受けられる国」への展望
メディ・エンジンは、訪日外国人が言葉の壁を理由に適切な医療にたどり着けない現状を変えたいという思いが「とらほす」の出発点であると述べている。今回の連携により、薬局という日常的な医療インフラと組み合わさることで、観光施設やホテルの枠を超えてより多くの方の医療アクセスを支えられるようになるとの期待を寄せた。今後は全国の医療機関との協力関係をさらに拡大し、日本を「外国人でも安心して医療を受けられる国」にすることを目指している。
また、クオールも、薬局を訪れる外国人が増加する中で、迅速かつ適切に医療機関へつなぐ重要性を強調している。今回の「とらほす」との連携によって、言葉の壁を超えた一貫したサポートが可能になるとし、翻訳アプリの活用やクリニックとの情報共有を通じて、外国人患者が滞在中も安心して薬を受け取れる環境を整備し、さらなる利便性と安全性の向上に貢献していく決意を示した。





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