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マンダムと大阪大学、「マンダム先端化粧品科学協働研究所」を設置~薬学・医学の両知見を融合し、次世代化粧品の社会実装を加速~

  • toso132
  • 14 時間前
  • 読了時間: 3分
開所式の様子
開所式の様子

株式会社マンダムと大阪大学は、2026年4月1日、大阪大学内に「マンダム先端化粧品科学協働研究所」を設置し、4月12日に開所式を執り行った。

同研究所は、これまで薬学研究科で約10年間にわたり継続してきた「先端化粧品科学(マンダム)共同研究講座」の成果を基盤として、発展的に移行したものである。今回の改組により、従来の薬学研究科に加えて新たに医学系研究科との連携を開始し、大阪大学の最先端医療技術とマンダムの化粧品技術をさらに高次元で融合させる狙いがある。


10年の蓄積から次なるステージへ

両者は2015年6月の共同研究講座開設以来、再生医療をはじめとする先端医療技術を化粧品研究に応用してきた。これまでの約10年間では、ヒト汗腺の構造や機能の解明、皮膚免疫反応における機能解明、そして新規化粧品成分の探索および評価系の構築といった科学的知見を多数蓄積している。

今回の協働研究所への移行は、これらの知見をベースに、より広範なリソースの活用と人財交流を目的としている。特に、医学系研究科の参画によって生体メカニズムの解明からビジネスへの応用までを一層加速させ、新たな価値創出につなげることを目指している。


協働研究所としての新たな役割と研究体制

同研究所は、大阪大学内に設けられた独立した研究拠点であり、大学の研究者と協議しながら、より柔軟かつ迅速に研究を推進できる体制を整えている。複数の部局にまたがる多面的な共同研究を行うだけでなく、ポスドクや大学院生を積極的にプロジェクトへ参加させることで、研究の推進と同時に次世代を担う若手研究者の育成を図ることも重要な目的の一つである。

また、本制度では共同研究に直結する内容のみならず、その成果を活用するための自主研究を行うことも可能となっている。さらに、企業等から派遣されて大学の教員や研究者として雇用された人物による発明は、原則として企業等に帰属する仕組みとなっており、産学連携による成果の円滑なビジネス応用を後押しする環境が整備されている。


重点的な研究内容と展望

新研究所では、医学・薬学の知見を掛け合わせることで、皮膚における免疫反応の分子メカニズムや、汗腺・皮脂腺といった皮膚分泌腺の制御メカニズムの解明に注力する。また、次世代化粧品のための有効成分スクリーニング手法や安全性評価方法の開発、さらには皮膚が温度を感じるメカニズムの解明についても、研究をさらに深化させていく方針である。

マンダムと大阪大学は、この強固な連携を通じて創出された新たな価値を広く社会に展開し、化粧品科学におけるイノベーションの実現を目指す。


研究所の概要

同研究所は、大阪大学 MA-T共創センター(杏の杜)の3階に設置された。体制としては、大阪大学大学院薬学研究科教授の齊藤達哉氏が所長を、株式会社マンダムのプリンシパルスペシャリストである藤田郁尚氏が副所長を務める。先端医療技術を用いた化粧品の機能性成分探索のための評価方法の開発を主目的として、研究活動を展開していく。

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