東京薬科大学と大妻中学高等学校が高大連携協定を締結――理系人材育成を加速
- toso132
- 2 日前
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東京薬科大学と大妻中学高等学校は、2026年3月23日、東京薬科大学において高大連携協定を締結した。本協定は、双方の教育内容の充実と、生徒および学生の資質向上を図ることを目的としている。
協定締結の背景と目的
東京薬科大学には、例年大妻中学高等学校から多くの生徒が入学している。昨今のグローバル化や科学技術の革新、国内における生産年齢人口の急減といった急激な社会変化に対応し、新たな価値を創造できる人材を育成することについて両者は合意に至った。
東京薬科大学学長の三巻祥浩氏は、1880年の創立以来、日本初の生命科学部開設や医療薬学専攻の設置など、同大が歩んできた先駆的な歴史に言及した。その上で、「2022年度より高等学校において本格的に導入された探究学習において、本協定を契機に、中学生・高校生の皆様がより専門的かつ体系的な学びに触れる機会を提供できればと考えている」と、中高生への教育支援に対する意欲を示した。
連携による具体的な事業内容
本協定に基づき、両校は多角的な交流を展開していく。具体的には、大学・中高双方への講師派遣や高大接続教育への支援を行うほか、課外授業やFD(教育開発)活動における交流活動を実施する。また、中高生が大学の授業や各種講座を受講する機会を設けるとともに、大学院生との交流や図書館等の大学施設の利用も可能とする。さらに、大学側の教育・研究活動、および学生の教育実習などに対する中高側の支援体制も構築していく。
これに対し、大妻中学高等学校校長の赤塚宏子氏は、近年の理系志望者の増加(現3年生で45%、1・2年生では5割超)という現状を明かした。赤塚氏は、「医療人教育において実績のある薬学部、トップレベルの研究力を誇る生命科学部を有する東京薬科大学様との連携で、本校の生徒たちが学ばせていただく機会が増えれば、より医学・薬学をはじめとした理系の分野を学び、進路先として志望する生徒のきっかけにもなる」と述べ、伝統ある同大との提携による教育効果に強い期待を寄せた。
本協定により、東京薬科大学の教員が大妻中学高等学校の教育プログラムに積極的に関わることで、生徒一人ひとりの才能や個性を最大限に引き出し、薬学・生命科学分野から社会に貢献する優れた理系人材を輩出するための強力な協力体制がスタートする。



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