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大学生全体の約37%が奨学金を利用

  • toso132
  • 20 時間前
  • 読了時間: 2分

全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連)は、最新の調査データに基づく『大学進学ガイドブック』を2026年3月1日に発行する。約2万9千人の保護者(「2025年度保護者に聞く新入生調査」)や学生を対象とした大規模な実態調査(「第61回学生生活実態調査」)により、物価高騰や教育のデジタル化が家計に与える影響が浮き彫りとなっている。


下宿生は平均201万円

調査によると、受験から入学、新生活準備までにかかる総額は、下宿生で平均201万1,400円、自宅生で平均147万600円であった。

特に進路や専攻による差が顕著であり、最も高額な「私立・医歯薬系・下宿生」では平均約259万7,900円に達している。また、一般受験生の約半数が、結果的に入学しなかった大学に対しても「入学金等の納付金」を支払っているという、併願戦略に伴う家計負担の重さも再確認された。



PC・教材費は20万円超

大学教育のICT化は一段と進み、約90%の学生が「パソコンやタブレットを持ち込まなければ受けられない授業がある」と回答している。これに伴い、パソコンを含む教科書・教材費は20万円を超える水準となっており、1人1台のデバイス所有が家計の必須支出として定着している。


下宿生の収支構造と生活の質

下宿生の月間の生活実態についても、厳しい現状が報告されている。

  • 仕送り額:約7万4,652円

  • 支出合計:約13万8,020円

この約6万円の差額を埋めるため、下宿生の約74%がアルバイトに従事し、不足分を奨学金で補っている。また、経済的な余裕のなさを反映してか、32.7%の学生が「朝食を欠食」しており、健康面や生活の質の維持が大きな課題となっている。


奨学金利用と支援の現状

経済的支援の必要性も高まっており、学生全体の約37%が奨学金を利用している。下宿生ではその割合は40%を超え、寮生では50%以上に達する。給付型と貸与型の併用も進んでいるが、卒業後の返済負担が社会的な議論の対象となっていることも、同ガイドブックは指摘している。


本冊子の概要

大学生協では、これらのデータをもとに「入学準備説明会」等を通じて新入生と保護者のサポートを行う。

  • 書名:2026大学進学ガイドブック

  • 発行日:2026年3月1日

  • 配布先:高校の進路指導室、PTA、塾・予備校など(※一般への直接注文販売はなし)

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