大阪「くすりの町」道修町の認知度が過去最低に! ~若年層の“読めない・知らない”が加速~
- toso132
- 11月18日
- 読了時間: 5分
田辺三菱製薬株式会社が、347年の歴史を誇る本社所在地、大阪・道修町(どしょうまち)の危機的状況を明らかにした。毎年恒例の「大阪および大阪・道修町に関する調査2025」で、「くすりの町」として知られる道修町の認知度が、まさかの過去最低を記録した。特に若年層の“道修町離れ”が深刻化している実態が浮き彫りになった。
しかし、この厳しい現実の裏で、新たな希望も芽生えている。調査から、大阪を象徴する生き物が「虎」であることが判明した。2025年11月22日、23日に開催される伝統の神農祭では、「虎」をテーマとしたイベントが企画され、地域活性化の起爆剤となるか注目が集まっている。
道修町、知られざる危機!「くすりの町」が忘れ去られつつある現実
田辺三菱製薬が近畿圏在住の1005人を対象に実施した調査は、道修町が直面する厳しい現実を突きつけた。
「道修町」を「どしょうまち」と正しく読めた人は、わずか23.3%であり、これは調査開始以来、最低の数字であった。特に懸念されるのは、かつて6割を超えていた60歳以上の正答率が50.5%にまで急落するなど、もはや世代を問わず「読めない」人が増えていることである。地域との関わりが薄い層では10.7%という数字も出ている。
さらに驚くべきは、「道修町について知っていることはない」と答えた人が64.4%に達し、4年連続で過去最高を更新した点である。「くすりの町」としての認識も19.7%まで低下し、少彦名(すくなひこな)神社を知る人も12.7%と最低水準にあり、地域ブランドの根幹が揺らいでいると言っても過言ではない。
また、大阪の代表的な産業として製薬業を認識する割合も49.2%と半数を割り込み、昨年から大きく数字を落とした。これは、大阪経済を支えてきた製薬産業のプレゼンス向上も、喫緊の課題であることを示唆している。



逆襲の「虎」!神農祭で地域活性化の狼煙を上げろ!
暗いニュースばかりではない。今回の調査では、地域活性化の新たなヒントが見つかった。
「関西の府県でイメージする動物」を尋ねたところ、大阪府では「虎」が堂々の最多となった。これは、スポーツチームや信仰の象徴として、大阪人にとって「虎」がいかに深く根付いているかを物語っている。対照的に、奈良は「鹿」、和歌山は「パンダ」と明確なイメージがある中、京都は「狐」「猿」など分散、兵庫は「イノシシ」、滋賀は「タヌキ」「フナ」といった結果となり、地域と動物イメージの強固な結びつきが明らかになった。
この「虎」の存在が、道修町復活の鍵を握るかもしれない。

神農祭×「虎」イベントで地域に活気を!
田辺三菱製薬は、この調査結果を地域の活性化に繋げようと、2025年11月22日、23日に開催される伝統の神農祭で「虎」に焦点を当てたイベントを企画している。
神農祭では古くから笹に吊るされた張り子の虎が授与されてきた。そして何と、今年の神農祭開催日である11月22日には、道修町に隣接する御堂筋で阪神タイガースの優勝記念パレードが予定されており、この奇跡的な偶然が、道修町に熱狂的な盛り上がりをもたらす可能性を秘めている。
また、毎年恒例の「道修町たなみん寄席」では、落語の演目や天王寺動物園の獣医師との対談を通じて、「虎」をはじめとした動物をテーマに、大阪の歴史や文化を深く学ぶ機会を提供する。
田辺三菱製薬は、歴史ある「くすりの町」道修町の認知度向上と地域活性化に向け、この「虎」を起爆剤とした新たな挑戦に乗り出す。忘れ去られつつある道修町が、再び輝きを取り戻せるか、今後の動向から目が離せない。

神農祭 くすりのキャラクターイベント
●日時:2025年11月22日(土)、23日(日・祝) 両日とも10:00~16:00
●場所:11月22日(土)道修町通(大阪市中央区道修町2丁目~3丁目間) 11月23日(日・祝)田辺三菱製薬本社前公開空地(大阪市中央区道修町3-2-10)
●内容:「たなみん」やくすりのキャラクターの計16体が出演。パレードやPRステージ、撮影会を実施。
※内容は当日の状況や天候によって変更することがあります。

第18回「道修町たなみん寄席」
●日時:2025年11月22日(土)17:00~19:15(受付開始16:15~)
●場所:田辺三菱製薬本社3階(大阪市中央区道修町3-2-10)
●テーマ:「『神さん』と『落語』になった動物たち」
●内容:動物を扱った落語三席と、天王寺動物園の獣医師・安福潔さんや出演者の対談
●申し込み:道修町たなみん寄席WEBサイトhttps://www.tanamin-yose.net/
田辺三菱製薬史料館休日特別開館・特別展「道修町くすりのはじまり展」再展示
●日時:2025年11月22日(土)10:00~15:00、11月23日(日・祝)10:00~16:00
●場所:田辺三菱製薬史料館(大阪市中央区道修町3-2-10 2階)
●テーマ:「田辺三菱製薬の“くすりのはじまり”」「今へつながる“くすりのはじまり”」の2テーマ
●内容:神農祭にあわせて史料館を特別開館。予約不要。
6月2日~9月30日に開催した田辺三菱製薬史料館開館10周年記念特別展「道修町くすりのはじまり展」は、大阪を中心に多くの方に来館いただきました。神農祭の11月22日、23日に両日限定で再展示し、田辺三菱製薬の歩みのきっかけとなった「たなべや薬」と、生薬から現代の創薬につながるくすりの歴史をパネルと動画で紹介します。
田辺三菱製薬キャラクター・たなみんイベント
●日時:2025年11月23日(日・祝) 10:00~15:00
●場所:田辺三菱製薬本社前公開空地(大阪市中央区道修町3-2-10)
●内容:田辺三菱製薬キャラクター・たなみんとの撮影会(参加費無料)。撮影用にたなみんの法被などをご用意。参加者にはたなみんグッズをプレゼント。
田辺三菱製薬本社前公開空地その他イベント予定
張り子の虎ペイントイベント
●日時:2025年11月22日(土)、23日(日・祝) 両日とも10:00~16:00
●場所:田辺三菱製薬本社前公開空地(大阪市中央区道修町3-2-10)
● 内容:伝統工芸品「張り子の虎」に自由に絵付けをして、自分だけのオリジナルな張り子の虎を作れるワークショップイベント(参加費無料)。
●所要時間:20分程度 ●定員:2日間で計200名程度
●主催:大阪伝統工芸品振興協議会、㈱三菱UFJ銀行
●問合せ:㈱三菱UFJ銀行 営業本部大阪営業第四部 第二Gr 大林 TEL06-6206-9037






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