top of page

地域医療の未来を拓く一手:静岡県病院薬剤師会と横浜薬科大学が連携協定を締結

  • toso132
  • 2025年10月24日
  • 読了時間: 2分
渡邉 学氏(左)と都築 明寿香氏
渡邉 学氏(左)と都築 明寿香氏

静岡県の医療体制強化に向け、大きな一歩が踏み出された。静岡県病院薬剤師会(会長:渡邉 学氏)と学校法人都築第一学園 横浜薬科大学(学長:都築 明寿香氏)は、2025年10月23日、薬剤師の養成と地域医療への貢献を目的とした強力な連携協定を締結した。この連携は、特に深刻化する病院薬剤師の不足という喫緊の課題に、両者が組織的かつ継続的に立ち向かうことを意味する。


深刻な「偏在」を是正へ:静岡の病院医療を救う

協定締結の背景には、静岡県が抱える薬剤師の「偏在」問題がある。 県内の薬剤師総数は、人口10万人あたり190.5人(2022年)と全国平均(202.6人)を下回るが、特に病院現場の不足は深刻だ。厚生労働省の「薬剤師偏在指標」(2023年6月公表)によれば、静岡県の病院薬剤師偏在指標は0.66で全国40位に低迷。一方で薬局薬剤師指標は1.01と全国16位であり、このアンバランスが病院医療の質と継続性に影を落としている。

同協定は、この「病院薬剤師の養成と確保」という難題に正面から挑むための戦略的な布石である。


実践的な教育と地域ネットワークの融合

同協定において、両機関は、薬学実務実習をはじめとする薬剤師養成における相互協力を進める。また、医療薬学に関する情報交換を密に行い、地域医療の発展に向けたさまざまな取り組みを組織的かつ継続的に実施する体制を整える。

今後は、両機関が持つ「知見」と「ネットワーク」を最大限に生かし、「静岡県内外で活躍できる優れた薬剤師の育成」と「地域に根ざした医療体制の強化」という大きな目標を実現していく。具体的な取り組みは、今後随時協議を行いながら、実効性のある形で展開される予定だ。

静岡県の地域医療の未来を担う新たな薬剤師の育成拠点として、静岡県病院薬剤師会と横浜薬科大学の協働体制に大きな期待が寄せられる。



コメント


この投稿へのコメントは利用できなくなりました。詳細はサイト所有者にお問い合わせください。
bottom of page