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次世代の医療を担う高校生へ、ジョンソン・エンド・ジョンソンが贈る特別な体験

更新日:10月29日



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ジョンソン・エンド・ジョンソン メディカル カンパニーは、医療者を志す高校生に向けた「次世代医療人材シンポジウム」を開催した。このイベントは、未来の医療を担う若者たちが、本物の医療機器に触れる体験や、医療の未来について深く考えるワークショップを通して、医療への情熱をさらに深める一日となった。


高まる医療とヘルスリテラシーの課題

「人生100年時代」を迎えた現代社会において、健康や医療の重要性は増しているが、日本は諸外国に比べてヘルスリテラシーが低いという課題を抱えている。また、医師の数は増えているものの、人口1,000人あたりの医師数は世界水準を大きく下回っており、特に手術を担う外科医の減少は深刻だ。

こうした背景から、同社は、一人ひとりが医療に主体的に関わることを目指すプロジェクト「My Health, Myself ― 私の健康のために、私ができること。」の一環として、ヘルスリテラシーの向上と、未来の医療人材育成を目指し、今回のシンポジウム開催に至った。

シンポジウムは、2025年8月11日(月・祝)に、ジョンソン・エンド・ジョンソン インスティテュート 東京で、50人の高校生を対象に開催された。


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未来の医療とヘルスリテラシー

シンポジウムでは、多岐にわたるプログラムが用意された。

まず、ジョンソン・エンド・ジョンソン メドテックの清水英治チーフ・メディカル・オフィサーが登壇し、超高齢社会における医療課題と、メドテック(医療技術)の役割について講演した。清水氏は、日本のヘルスリテラシーの低さを指摘し、患者が主体的に医療に関わることの重要性を強調。参加した高校生たちに、「皆さんがこの課題に取り組み、豊かな社会を作ることができれば、それは大きな“チャンス”になる」と力強いメッセージを送った。


模擬手術室で「医療のリアル」を体感

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参加者は、普段見ることのない実際の医療機器に触れる貴重な機会を得た。腹腔鏡手術のシミュレーターや心臓用カテーテル、さらには人工膝関節手術支援ロボットなどを操作。繊細かつ熟練した技術が必要な医療の世界を肌で感じ、日本の医療技術の高さと医師に求められるスキルの重みを実感した。



未来の医療者像を描く

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「My Health, Myself - 想いをかたちに」と題されたワークショップでは、参加者一人ひとりが「ヘルスリテラシーの重要性」「なりたい医療従事者像」「未来の医療に必要なこと」について考え、発表した。「患者さんの意思を尊重し、寄り添える医師になりたい」「AIやロボットをうまく活用しコントロールする力が必要」など、高校生らしい多様な意見が活発に交わされた。


最後に、同社の出浦伊万里ディレクターから、「皆さんの素晴らしいアウトプットに刺激を受けた。将来、皆さんとともに未来の医療に貢献できる日を楽しみにしている」と、未来を担う若者たちへの期待が語られ、シンポジウムは幕を閉じた。

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