私立大薬学部の定員削減が進行—文科省公表資料から見る2027年度の動向と4大学の削減規模
文部科学省が公表した「令和9年度からの私立大学等の収容定員の変更に係る学則変更認可申請一覧」により、2027年度(令和9年度)に向けた私立大学薬学部の定員削減申請の具体像が明らかになった。
今回提出された申請資料によると、昭和医科大学をはじめとする4つの私立大学が薬学部薬学科の入学定員削減(減員)を届け出ている。これらはすべて学校教育法施行令に基づく薬剤師養成分野の定員変更である。
2027年度 薬学部薬学科の定員削減申請一覧
大学名 | 位置 | 令和8年度入学定員 | 令和9年度入学定員 | 削減数 |
昭和医科大学 | 東京都品川区 | 200人 | 140人 | 60人 |
広島国際大学 | 広島県呉市 | 120人 | 70人 | 50人 |
九州医療科学大学 | 宮崎県延岡市 | 100人 | 60人 | 40人 |
鈴鹿医療科学大学 | 三重県鈴鹿市 | 100人 | 90人 | 10人 |
※出典:文部科学省「令和9年度からの私立大学等の収容定員の変更に係る学則変更認可申請一覧」(令和8年7月公表)
文部科学省および厚生労働省が将来的な薬剤師の供給過剰試算などを背景に定員の適正化を呼びかける中、今回の申請は各大学が教育の質の確保や需要の変化を見据え、自ら定員規模の見直しに踏み切った動きと捉えることができる。




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