創薬イノベーション施設を舞台に高校生・大学生が多様なサイエンス研究を発表 湘南アイパークフェスタ2025
- ito397
- 6月4日
- 読了時間: 2分
更新日:6月9日
5月24日、神奈川県藤沢市にある創薬イノベーションの開発拠点、湘南ヘルスイノベーションパーク(通称:湘南アイパーク)にて、「湘南アイパークフェスタ2025」が開催された。このイベントは一般市民に施設を開放して行われる“文化祭”と銘打たれて今年で3年目の恒例行事となっており、来場者は湘南アイパークに入居する製薬企業などの展示やワークショップ、ファミリー向けのアトラクションを楽しんだ。

高校生・大学生によるサイエンス研究発表会「集まれ未来の研究者!」
今年新たにフェスタの目玉企画として、理系の高校生・大学生による研究発表会「湘南アイパーク学生研究発表会~集まれ未来の研究者!」が開催された。創薬開発や健康づくりを研究する湘南アイパークの特性を活かし、発表テーマはライフサイエンスに限定された。公募で集まった多数の応募の中から選ばれた17組(高校生11組、大学生6組)が、会場内の特設ステージで研究成果を発表した。

発表形式は、8分間のプレゼンテーションと、それに続く4分間の質疑応答で行われる。湘南アイパーク内の企業に勤務する現役の研究者がアドバイザーとして参加し、学生たちの発表に対して専門的なコメントや質問を投げかけた。学生たちの中には将来、研究開発職を志望している方も見受けられ、「現役の研究者からの指摘で新たな気づきが得られた」といった前向きな感想が聞かれた。
現役研究者が未来の研究者にエール

アドバイザーの一人は、発表会を総括して「学生相手という目線ではなく、同じ研究者としてコメントさせていただいた」と語り、研究の道へ足を踏み入れたばかりの学生たちへの期待をにじませた。
初めての試みとなった学生研究発表会は未来を担う若い研究者たちがその才能を発揮し、現役の研究者との交流を深める機会となった。
湘南アイパーク学生研究発表会~集まれ未来の発表者
主催:アイパークインスティチュート株式会社

























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