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能登半島地震、その時薬剤師はどう動いたか②
―能登半島にあるクオールグループの薬局が被災されましたが、最初にどのような対応をされましたか。
河野誠司(以下河野):人命と安全を最優先に行動しました。クオールグループでは、有事に備え、レスキューナウというシステムを使って、年4回訓練を行っています。地震発生後、エリアにいる全従業員の携帯端末に安否確認のためのメールが送られ、それに対して従業員が返信するというものです。能登半島地震発生後は、中部エリアの約400人の従業員に対して安否確認のメールが送信され、2時間以内に8割の方から返信がきました。電波状況が悪い地域では、公衆電話を使って連絡する人もいました。
toso132
5月9日読了時間: 7分


能登半島地震、その時薬剤師はどう動いたか①
1月1日16時頃、石川県の能登半島で発生したマグニチュードフ.6の大地震。
最大震度7の激しい揺れを観測し、津波も発生した。多くの尊い人命が奪われるとともに、社会インフラが破壊され、地域社会が崩壊するような壊滅的な被害が生じた。地震発生翌日には各地から派遣されたDMAT(災害派遣医療チーム)が救護にあたり、岐阜県や神奈川県などから派遣されたモバイルフアーマシー(災害対策医薬品供給車両)が調剤にあたり、さらには被災地に駆けつけた薬剤師が医薬品集積所や医療救護所などで医療支援を行っている。ここでは現地で災害医療支援に従事された薬剤師にお話を伺い、災害医療における薬剤師の役割を聞いた。
toso132
5月9日読了時間: 9分
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