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薬局は「薬を受け取る場所」だけではない―カケハシの「生活者の薬局活用実態調査」から見えた可能性

32 分前
読了時間: 2分

株式会社カケハシは、生活者がどのように薬局を活用しているかの実態を把握するため、「生活者の薬局活用実態調査」を実施した。同調査により、処方薬の自己判断による中断や、薬剤師によるサポートの利用実態が明らかになっている。


約4割が処方薬の自己判断による中断を経験

病院で処方された薬について、症状が和らいだ・治ったつもりになったなどの理由で、自己判断で服用を中断したことがあるか尋ねたところ、「よくある」が10.6%、「たまにある」が33.6%となり、合わせると44.2%の人が中断経験を持つことが分かった。一方で、「ほとんどない」は23.6%、「まったくなく、常に最後まで飲み切る」は21.1%であった。服薬中の困りごとを気軽に相談できる機会として、薬局の活用が求められている。


   

残薬の調整経験は約2割にとどまり、大きな伸びしろが存在

残薬がある際、薬剤師に申し出て処方量を調整してもらったことがある人は19.9%であった。残薬があれば薬剤師に相談して調整できることを知っている人は約7割いるものの、「残薬があっても薬剤師に申し出たことはない」人が44.1%、「制度を知らなかった」人が26.4%存在し、さらなる活用余地がある。


   

多様なサポートの認知・活用にも広がる可能性

直近1年以内に薬局を利用した際、薬の手渡しや最低限の説明以外のサポートを受けた経験について尋ねたところ、多様なサポートが行われている実態が浮かび上がった。 他の病院の薬や市販薬との重複・飲み合わせの確認や指摘を受けた人は16.4%であり、電話やLINE等による服薬後のアフターフォローを受けた人は14.7%であった。また、未病・予防ケアについてのアドバイスを受けた人は12.7%で、家族の薬の管理や服薬についての相談をした人は4.5%にとどまった。   

このように、薬局は単に処方薬を受け取る場所にとどまらず、患者の治療や服薬を支える多様な役割を担っている。今後は服薬フォローシステムの普及なども通じて、薬局が地域の健康を支える身近なパートナーとしてさらなる価値を発揮していくことが期待される。



【調査概要】

調査名称:「生活者の薬局活用実態調査」   

調査対象:15歳以上の男女 979名   

調査期間:2026年6月25日〜6月30日   

調査方法:インターネットリサーチ   

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