【日本イーライリリー】2025年度売上高が過去最高を更新ー3年連続の2桁成長を達成し、2030年のリーディングカンパニー獲得へ
- toso132
- 2 日前
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日本イーライリリー株式会社は、2025年度の売上高が前年比25%増の2,760億円となり、過去最高を更新したことを発表した。同社はこれで3年連続の2桁成長を達成しており、この力強い成長を牽引したのは、全売上高の57%を占める新製品および成長製品群である。
2025年度の主要な承認と新製品の上市
2025年は、患者の治療選択肢を着実に拡大させた年であった。主なトピックスとしては、肥満症治療薬「ゼップバウンド®」の上市に加え、ヒト化抗ヒトIL-23p19モノクローナル抗体製剤「オンボー®」のクローン病に対する適応追加承認や、抗悪性腫瘍剤「ジャイパーカ®」の承認取得などが挙げられる。さらに、アルツハイマー病治療薬「ケサンラ®」の新用法・用量への変更承認や、乳がん治療薬「イムルリオ®」の国内製造販売承認取得など、幅広い領域で革新的な医薬品を提供している。
供給体制の強化と西神工場への巨額投資
将来の製品や需要拡大を見据えた供給体制の強化も加速している。特に兵庫県神戸市の西神工場に対しては、2026年3月に追加で200億円を投資することが決定された。この投資により、2028年にかけて新規生産ラインの導入やプロセスの自動化、デジタル化が計画されており、安定供給に向けた基盤がさらに強固なものとなる見込みである。
開発後期の有望なパイプライン
研究開発においては、新薬開発プロジェクト数が過去最多を記録し、強固なパイプラインが進展している。現在、国内では多くの薬剤が開発の最終段階にあり、アルツハイマー病を対象とした「ドナネマブ」や、代謝機能障害関連脂肪性肝疾患を対象とした「チルゼパチド」、さらに経口の肥満症・糖尿病治療薬として期待される「オルホルグリプロン」などが開発後期にある。
2030年に向けたリーディングカンパニーへの道
同社は2025年に日本法人創立50周年を迎え、グローバルでは2026年に創立150周年という大きな節目に立つ。代表取締役社長のシモーネ・トムセン氏は、2030年までに日本における製薬業界のリーディングカンパニーとなるビジョンを掲げている。同社は、認知症や肥満症といった、偏見や誤解により医療アクセスに課題があるとされる疾患を取り巻く社会環境の改善にも注力しており、最先端の科学を通じて人々の健康寿命の延伸に貢献し続ける姿勢を示している。



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